今回は、ヒストリカルデータについて解説します。
JForex APIには、「IHistory」インターフェースが用意されており、様々なタイプのヒストリカルデータにアクセスすることができます。
ヒストリカルデータの種類
JForex APIでは以下の4種類のヒストリカルデータにアクセスできます。
- History bars(バーのヒストリーデータ)
- History ticks(ティックのティストリーデータ)
- Order history(クローズしたオーダーのヒストリーデータ)
- Feed history(データフィードのヒストリーデータ)
ヒストリカルデータにアクセスするには、ストラテジーにIHistory型クラス変数を宣言します。
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private IHistory history; |
次に、OnStartメソッドでcontext.getHistory()をコールして先ほど宣言したhistoryにセットします。
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this.history = context.getHistory(); |
JForexでストラテジーのスケルトンコードを作成すると、上記のコードは自動的に生成されます。
デモプラットフォームを使用する際の注意点
デモプラットフォームを使用する際はヒストリカルデータとリアルタイムデータは異なります。
デモ口座のリアルタイムティックデータは、デモ環境下で作成されたものとなり、ライブ口座のリアルティックデータとは異なります。
ヒストリカルデータについては、正確なバックテストや最適化ができるように、ライブ口座のデータが使用されます。
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