今回は、JForex APIで発注する際の取引数量について解説します。
JForex APIでの注文数量の取り扱い
JForex APIでは注文数量の単位が100万通貨単位となります。
例えばUSD/JPYを注文数量1でBUYオーダーした場合は1,000,000ドルのポジションを持つことになります。
最小のポジション数量は1000通貨(XAG/USDとXAU/USDを除く)となり、APIで最小取引数量を指定する場合は、0.001を指定します。
XAG/USDの最小ポジション数量は50、XAU/USDは1通貨となります。
ただし、デューカスコピージャパンではXAG/USD、XAU/USDは取引できません。
以下は最低取引数量を発注する例です。
1 2 3 |
engine.submitOrder("usdjpyMinOrder", Instrument.USDJPY, OrderCommand.BUY, 0.001); engine.submitOrder("xauusdMinOrder", Instrument.XAUUSD, OrderCommand.BUY, 0.000001); engine.submitOrder("xagusdMinOrder", Instrument.XAGUSD, OrderCommand.BUY, 0.00005); |
最小増加単位と丸め処理
1000通貨以上であれば、1通貨単位で数量を指定することができます。
例えば以下のように指定して注文すれば、1001通貨のポジションが持てます。
1 |
engine.submitOrder("usdjpyMinAdd", Instrument.USDJPY, OrderCommand.BUY, 0.001001); |
1通貨以下の単位まで数値を指定した場合は丸め処理が行われます。
例えば、以下のように指定すると、0.001234の後の5が四捨五入され、1235通貨の発注をすることになります。
1 |
engine.submitOrder("usdjpyIncrement", Instrument.USDJPY, OrderCommand.BUY, 0.00123456789); |
コメント