川蝉ConnectionAlertの概要
「川蝉ConnectionAlert」は、私、川蝉が作成したオリジナルMT4スクリプトです。
このスクリプトは、MT4のサーバー接続を監視し、サーバーへの接続が切れたら警告音で繰り返し知らせるためのスクリプトです。
通常、MT4はサーバー接続が切断された際に、「びよよよーん」と警告音で知らせてくれるのですが、いかんせん単発の警告音のため、PCから離れていたりすると接続が切れていることに気付かないままになってしまう危険性があります。
私自身サーバー接続が切れていたことに気付かないことがあったためこのスクリプトを作成してみました。
インターネット接続が切れてしまう理由として、LANケーブルの脱線、ルーター等の故障や異常動作、接続プロバイダの障害、MT4サーバーのサーバー障害等様々に考えられますが、接続断を早期に発見することでFX自動売買に支障をきたさないように対応できるかもしれません。
スクリプトのダウンロード
ファイル配布所より利用規約に同意の上ダウンロードください。
インストール方法
スクリプトのインストール方法は、MT4スクリプトのインストール方法を参照してください。
スクリプトの使い方
使い方は非常に簡単です。
まず、どの通貨ペアでもいいので、川蝉ConnectionAlertを適用するためのチャートを開きます。
「ナビゲーター」ウィンドウの「スクリプト」から「kawasemi_ConnectinAlert」をダブルクリックします。
スクリプトの設定ダイアログが表示されるので、「パラメーターの入力」タブをクリックします。
「interval」には接続を監視する間隔を秒数で指定します。
デフォルトは1に設定されており、この場合1秒毎にサーバーに接続されているかどうかをチェックします。
設定を完了したら「OK」ボタンをクリックします。
スクリプトの実行開始され、サーバーに正常に接続されている場合は、チャートの左上隅に「kawasemi_ConnectionAlert is running!!」という表示が現れます。
このスクリプトは意図的にスクリプトを停止するか、スクリプトを適応したチャートを閉じるまで稼働し続けます。
回線切断時
回線が切断されると、切断を検知した段階で「アラート」ダイアログが表示され、スクリプトの設定ダイアログで設定した「interval」の間隔でアラートが鳴りつづけます。
同時に、チャートの左上の文字が「Connection Error!!」の表示に切り替わります。
アラートの止め方
アラートを止めるには以下の3つの方法があります。
1.回線接続が復旧する
回線接続の原因が解決され、サーバーに接続されれば自動的にアラームは停止します。
チャート左上の文字は、再度「kawasemi_ConnectionAlert is running!!」という表示に切り替わります。
2.スクリプトを適用したチャートを閉じる
スクリプトを適用したチャートウィンドウ右上の「×」をクリックしてチャートウィンドウを閉じれば、同時にスクリプトも停止するのでアラートは停止します。
3.チャートからスクリプトを削除する
スクリプトを適用しているチャート上で右クリックします。
表示されたメニューの中にある「スクリプトの削除」をクリックすると、チャートからスクリプトが削除されアラートが停止します。
スクリプト設定ダイアログの「sound」パラメーターについて
スクリプトの設定ダイアログにある「sound」パラメーターを利用すると、アラートダイアログではなくサウンドファイルの再生で回線断を知らせてくれます。
アラートダイアログでの警告は、音を聞いただけでは何の警告音なのか判断できないため、音だけで回線切断を判断したい時用に「sound」パラメーターを用意しました。
デフォルトでは空欄となっていますが、ここにサウンドファイル名を設定すると、回線切断時にそのサウンドファイルが繰り返し再生されます。
「sound」パラメーターで使用するサウンドファイルは、MT4のインストールディレクトリ直下にある「Sounds」ディレクトリ内に配置してください。
例えば以下のように設定すれば、MT4のサーバー切断時のデフォルト警告音「びよよよーん」が繰り返し再生されます。
オリジナルな警告音を利用したい場合は、サウンドファイルを自作して「Sounds」フォルダに配置し、「sound」パラメーターでそのファイル名を指定してください。
ちなみに、サウンドファイルを利用する場合は、アラートダイアログは表示されません。
チャート左上の文字については、サウンドファイルを使用しない場合と同様の動作を行います。
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