「ジャッキーボリンジャー」の複利を用いた長期バックテストを行いましたので掲載します。
単利でのバックテスト結果はこちら。
バックテストにはFXDDのヒストリカルデータを使用しています。
複利パラメーターの変化による成績検証
ジャッキーボリンジャーに用意されている複利設定用パラメーター:MM_Riskの値を変化させて成績の違いを出してみました。
「MM_Risk」はロット数の計算に使用する証拠金の使用率となります。
開始資金は1000ドル、スプレッドは1、バックテスト期間は「2005年1月1日~2015年8月29日」、EAのMaxロット数に500(5000万通貨)を設定して計算しています。
MM_Riskの数値を上げるほど損益も大きくなっていることがわかります。
同時にリスクを取れば取るほどドローダウンの値も当然増えていますね。
1億円近くまたはそれ以上の損益を狙いたい場合は、MM_Riskを5以上で運用するのがよさそうです。
約10年半の期間で10万円程度の資金が39.20%のドローダウンで約9072万、65.23%のドローダウンで約16億9326万まで増えたことになります。
あくまで過去の結果からの予測でしかありませんが、大きなドローダウンを覚悟して複利運用すれば、少ない資金から億越えを狙えるポテンシャルをジャッキーボリンジャーは秘めているということです。
積極的にリスクをとって大きく増やしたいという方は複利の利用を考えてみるとよいでしょう。
複利でのバックテスト結果
参考までに、開始資金は1000ドル、スプレッドは1、バックテスト期間は「2005年1月1日~2015年8月29日」、EAのMaxロット数に500(5000万通貨)に設定して行ったバックテスト結果を掲載します。
MM_Riskを2に設定した場合
MM_Riskを5に設定した場合
MM_Riskを10に設定した場合
赤枠で囲ったところをみるとわかりますが、資産が増えすぎて、計算するポジション数が設定したMAXロット数(500)に達してしまったため、途中から常にMAXロットでの取引となっています。
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